ブレーキホールド


718ボクスターには「ブレーキホールド」という機能が付いています。

これは、停止状態にある時にフットブレーキを(少し戻して)素早く踏み込む事で、ブレーキを踏みっぱなし扱いでホールドする機能です。こうなると足をペダルから離してもブレーキは解除されません。

ホールド中はメーター内に「HOLD」の表示が出ます。
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ホールド中は通常のブレーキを踏んだ状態と同じでクルマは停止し、ブレーキランプは点灯、アイドリングストップは継続します。信号待ち中についうっかりとブレーキが緩んでエンジン再始動・・・とならないので便利です。

#アイドリングストップ中の再始動は、ブレーキを少し緩めるだけで起こってしまいます。

解除するにはアクセルを踏めばOK。つまり、「信号待ちではホールドしておき、青になったらアクセルだけで発進」と言った使い方が出来ます。

なかなか便利な機能ではありますが、ちょっと注意が必要な点も。

このホールド、いくつか「解除される時」があります。先程の「アクセルを踏む」もそうですが、なぜか「ドアを開ける」時も切れます。ここで、通常ならば代わりにパーキングブレーキが自動で作動しクルマを固定しますが、このパーキングブレーキ、じつはシフトレバーがニュートラルでは作動しません。

つまり、「停止し、ブレーキホールド」→「ギアをニュートラルへ」→「ドアを開けるとブレーキホールド解除するもパーキングブレーキ作動せず」→「もし坂道であればズルズルと・・・」などと言う事が起こります。

#ちなみに、この「ブレーキホールド解除→パーキングブレーキ作動」の連携には一瞬のスキがあり、坂道などではクルマが動き少々危険です。

そしてもう一点。先程から「アクセルを踏むと解除」と書いていますが、これは本当に「アクセルを踏む」であって「前進or後進する」ではありません。つまり、ギアをニュートラルにしたままアクセルを踏むと「ブレーキ解除するも前後進せず」→「坂道であればまたそのままズルズルと・・・」。

と、2パターンありますが、実は私は両方ともやらかした事があります。

私は、停止の瞬間のショックや停止後の不快な振動を回避する為に、停止直前にニュートラルにする事があるのですが、このまま発進しようとしてすると罠にハマります。

幸い、大事には至りませんでしたが、うっかりミスでエラーする少々危険なロジックですね。

「アクセルを踏む」ではなく「実際に移動する」事で解除するようにすればより安全では・・・と思っていたら、実はパーキングブレーキがそうでした。パーキングブレーキもアクセルで自動解除できますが、こちらは「踏む」ではなく「実際に移動する」事で解除されます。つまり、いくらニュートラルで踏んでも解除されません。

ホールドの仕組みよりも安全にしたいのならパーキングブレーキを使えと言う事でしょうが、でもパーキングブレーキはボタンが少し遠いのでしょっちゅう使うには向いていないのですよね・・・。

少々違和感の残る仕組みです。


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# by akiyuki987 | 2017-03-12 17:30 | クルマ(my 718Boxster)
1000km雑感

少し前にようやく走行距離が1000キロを超えたので、雑感を少々。

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一言で言うと「しっくり来ない」でしょうか。理由は二つあります。


まず一つ目の理由は、「振動」です。

987で初めてアクセルを踏み込んだ時、感動しました。吹け上がりがとてもなめらかで振動が無く、一気に上まで回ります。あまりになめらかな吹け上がりに「電気自動車ってこんな感じなんだろうか?」なんてバカな事を考えたりしながら運転しました。987のとても大好きだった部分です。

しかし、982では事あるごとに振動します。アイドリングで振動します。アクセルを踏めば1500~2000回転のあたりで、さらに振動がでます。ノーマルモードだとこの辺りを多用します。ドライブモードで高速道路を時速100km/hで走っていると6速でずっと震えています。

それでは・・・と少し回転を上げて3000~4000回転のあたりを使うと、今度はアクセルを戻した時にまた違った種類の振動が出ます。ただ、これは「そういうもの」という感じではなく、不具合ではないかと少し感じています。試乗車などでは無かったような気がするので、一度見てもらおうと思っています。

そして、これより上は、未だ慣らし中なのでわかりませんが、しかし、例え振動が出ないとしても常用するには少々回りすぎです。

さらに、アイドリングストップからの復帰も、今までに試乗した他のポルシェと違い盛大に振動します。981GTSのアイドリングストップからの復帰のなめらかさは素晴らしかったのですが・・・なぜこれ程揺れる?

結果として、乗っている間中、ずっと振動に悩まされる事に。

私は腰痛持ち故に、これは少々きつい。987では1日中走る事もありましたが、982では2時間も走ればかなり腰に来ます。その後数日は腰に痛みが残ります。


そして二つ目は運転モードについて。普段使いたいと思う運転モードが無いのです。

今回の982は「PDK+スポーツクロノパッケージ」と言う事で、運転モードがいくつかあります。ノーマル、スポーツ、スポーツ+、インディビジュアルとそれぞれのドライブモード(つまりAT)、マニュアルモードです。

まずドライブモードですが・・・ノーマルではぽんぽんとシフトアップし主に2000回転以下を使用します。しかしこのエンジンのこのあたりは振動が出て気になります。ターボもほとんど効かないのでパワーも少々足りません。

次に、スポーツにするともう少し上の方まで回るようになり乗りやすいのですが、何故かこのモードでは音質が変わり、音量が大きくなり、アクセルを戻した時に低回転であれば「ぼっ、ぼっ」「ぱらぱら」と、高回転であれば「ぱんっ!ぱんっ!」と炸裂音がします。これは街中では少々迷惑。スポーツ+ならまだしも、なぜスポーツだけこうなるのでしょう?

#ちなみに、981GTSでもぱんぱん鳴っていましたが、これはスポーツ+モードのみでした。なぜわざわざ変えるのか・・・。

そしてスポーツ+にすると音がノーマルとほぼ同じに戻るのですが、スポーツよりも高回転を維持しつつ、ブレーキを踏んだり上り坂に差し掛かるなど、加速チャンスには1段、場合によっては2段ほどシフトダウンして加速に備えます。これは普段使いには少々やりすぎです。もちろんこれはそう言うモードなので普段の街乗りに合わないのはある意味当然。これが悪いわけではありません。


それでは・・・とマニュアルモードにすると、ノーマル、スポーツ、スポーツ+にかかわらずシフト時にショックが出ることがあります。毎回ではありませんが、回転を合わさずにクラッチをつないでしまうようです。シフトのアップダウンにも関係ありません。ドライブモードではこんなことは無いのですが、何故かマニュアルモードだけに起こり、気分が削がれます。

スポーツ+であれば「ダイレクト感」などという言葉が当てはまるのかもしれませんが、ノーマルでのショックは少々違和感。981ではこんな事は無かったような気がするのですが・・・。

結局のところ、どのモードで走ってもしっくり来ず、しょっちゅうモードを切り替えながら「違う・・・これも違う・・・」と言う感じ。


・・・と、大体こんな感じです。「981世代では問題なかったのに、なぜ?」と言う所がたくさんあります。一体どうしたのか。

正直な所、走っていてあまり楽しく無く、それ故距離も伸びません。987は楽しすぎて2週間で2500キロ(1250キロ/週)走りましたが、今回は8週間経過してもまだ1000キロ(125キロ/週)です。実に、一週間あたりの走行距離にして10倍の差が。

慣らしが終わって踏めるようになればもう少し楽しめそうな気がしますが、現状では少々残念な感じです。

さて・・・どうしたものか。


余談ですが・・・上記の「アクセルを戻した時の振動」、状況といい振動具合といい、何となく覚えが・・・と記憶をたどって見ると、そう言えばS2000に乗っている時にありました。もう少し大きな振動でしたが、この時はクラッチの不良と言う事で交換修理でした。今回も初期不良・・・つまり修理可能・・・だと良いのですが。初回点検の時にでも見てもらおうかと思います。


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# by akiyuki987 | 2017-03-05 17:52 | クルマ(my 718Boxster)
スポーツクロノパッケージ

スポーツクロノパッケージとは、通常搭載されている走行モードのノーマル、スポーツに加えてスポーツ+、インディビジュアルの各モードが追加されるものです。これらのモードは大雑把に言うとノーマルはエコモード、スポーツはノーマルより1段低いギア、スポーツ+はさらに1段低いギアを使いながら登りやブレーキ時など、スキあらば即シフトダウンの加速モードに入るもの・・・と、この辺りは情報も色々とあるでしょうから、今回は新しく追加されたインディビジュアル(individual / 個人的な、個性を発揮したの意)モードについて。

#ちなみに、この機能の名称は「インディビジュアル」「パーソナル」「個別モード」などいくつかの呼び名が車両内の表示や取扱説明書、カタログなどで混在しています。この画像は設定画面ですが、ここでは「パーソナル」になっていますね。

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さてこの機能、これはノーマル、スポーツ、スポーツ+のいずれかをベースとし、いくつかの設定を好みに応じてあらかじめセットしておけると言うもの。

・・・と言えば興味深く感じますが、実際は「アイドリングストップ」「PASM(足回り)」「スポーツエグゾーストシステム」「リアスポイラー」程度しか設定できるものが無く、モードスイッチに連動して変化する「エンジンレスポンス」「レブリミット」「アイドリング回転数」「シフトダウン時のブリッピング」「エンジンサウンド」「バックファイアー」「PDK制御」「ダイナミックエンジンマウント」「PTV」などの機能は「ベースとなるモードに準じる」となり個別設定できません。

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しかも、設定できる機能のうち「PASM」「スポーツエグゾーストシステム」はオプションで別売り、アイドリングストップはノーマルモード以外は強制オフで設定不可となり、標準でまともに設定できるのは「リアスポイラー」のみです。さらにリアスポイラーのオン/オート切り替えは個別にスイッチがついているのでいちいちプリセットする意味も薄く、正直、うーん・・・という感じ。

・・・と、ここまで書いてようやく気が付きました。個別に設定できる「アイドリングストップ」「PASM」「スポーツエグゾーストシステム」「リアスポイラー」の4つの機能は全て個別にスイッチのついているものばかり。この機能は「設定ボタンをまとめてセットできる」だけなのですね。おそらく、他のメーカーがよく似た機能を出してきているので「とりあえず簡単に出来るものを付けてみました」的なものなのでしょう。

これについては「次に期待」と言った感じですね。



余談ですが・・・「バックファイアー」だけでもなんとかならないものでしょうか。これは一番バランス良くて走りやすいスポーツモードで強制的に発動してパンパンと騒音をまき散らし、街中では迷惑で気が引けるので個別に設定したいのです。

いくつかの設定はおそらくソフトウェアのアップデートで対応可能でしょうから、アフターケアしてくれるとうれしいなぁ・・・と。


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# by akiyuki987 | 2017-02-25 19:13 | クルマ(my 718Boxster)
レーンチェンジアシスト
今回はレーンチェンジアシストを付けました。

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写真の、赤く三つ光っているのがそれです。

メルセデスやレクサスなどはサイドミラーの中にサインが埋め込んでありますが、718ボクスターはAピラーの付け根にサインが存在します。見た目的には少々不格好で、また、必要以上に目に入ります。しかし、視認するのに窓ガラスを挟まない為に雨の日などは見やすいと思われます。

時速30~250km/hで走行中、斜め後方よりクルマ、バイクなどが近づくと、速度差が大きければ早めに、小さければある程度近づいてから点灯(インフォメーション状態)します。この状態でウィンカーをそちらに入れると点滅(警告状態)します。

また、追い越した直後のクルマにも反応します。




上記動画の20分16秒あたりで警告状態を見ることが出来ます。

設定的には「明るい」「普通」「暗い」の3段階と「使わない」があります。が、この3段階、ぱっと見区別がつかない程度の違いしかありません。折角スリットが3個あるのでその数で区別するとか、もしくはそれを使って相手との距離を測れたら便利・・・かもしれません。

そして、「付けてはみたものの目障りだった」と言う場合はオフにもできます。こうすると完全に動作しなくなります。

実際使ってみるとなかなかに便利ではありますが、点灯状態は少々目障りです。なので現在は昼間は切っておき、夜や雨の時のみ使っています。「点灯はしないけど点滅のみ行うモード」があれば常時使えて良かったですね。

ただし・・・「高速道路で一番左のレーンを走っているにも関わらず、左の警告が付きっぱなし」なんて事もありました。当たり前ではありますが、過信は禁物です。

また、低速時も反応しないので通常の右左折時もアテに出来ません。



ちなみに・・・

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こちらは新型パナメーラのレーンチェンジアシスト。サインがピラーではなくミラーの側面に付いていますね。これは15km/h未満と15~250km/hの2段階で作動し、右左折時の巻き込みにも効果を発揮するとのこと。




この動画の30分00秒あたりからレーンチェンジアシストの紹介があり、30分30秒あたりでは自転車に対する動作も確認できます。「ミラーに映っていない自転車にレーンチェンジアシストが反応する」と言う場面ですね。



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# by akiyuki987 | 2017-02-18 20:10 | クルマ(my 718Boxster)